こんにちはサトウです。
今回の記事では私がゲームをプレイする時に意識していることについて紹介します。
酒を入れてキーボードを叩いています。
私の考えるゲームにはいくつか種類があって、
「仕様(ルール)の理解」のみで楽しめる、上達できるものと、
「仕様(ルール)の理解」を前提とし、アドリブ操作(アクション)が必要なものに分けられると考えています。
ボードゲームやトランプなどは前者、アクション要素を含む(シューティングや格ゲー類)ものが後者だと定義します。
運要素については、ここでは省略します。
この記事では、後者(アドリブ操作が必要な類)における私なりの上達法、および思考回路についてお伝えできればと思います。
私の各ゲームにおけるレベル感は過去の記事で紹介しており、ご理解いただいていることを前提として、早速本題に入りましょう。
「動画」を参考にしてはならない
私は新しく遊ぶゲームが上手くなりたいと考えた時、「動画」を参考にすることはありません。
理由は簡単で、「動画とは投稿者の思考回路の集合体であり、理解することが難しい」からです。
そのゲームにおける要点を正確に理解し公開されている動画に出会うには莫大な時間を要するため、効率的ではありません。
現時点での自分のレベル感を知るためには、自分自身でプレイする以外に方法は無いと考えており、
仮にその動画が「初心者向け」と称されていても、自分に適しているかどうかを判断することは未来永劫不可能と言えます。
私がそのゲームの攻略情報として取り入れる基準は、言語化されているかどうか。これに限ります。
著者の思考回路を読み解き、自分の今のレベルに合っていると判断した場合のみ、参考資料であると判断しています。
著者の思考回路がシンプルにアウトプットされている媒体としては、やはり「はてなブログ」等が多いです。
アクセス数を稼ぐだけの仕方の無い記事が多いながらも、まだまだ侮れないなと感じます。
仕様(ルール)とアクションの必要割合を考える
そのゲームの攻略に必要な要素のうち、大まかに「仕様(ルール)の理解」と「アクション要素」に分け、その合計は常に100%であると考えます。
ゲームをプレイする時、「自分はどのような割合でそれぞれを意識するべきか」を判断する機会が与えられます。
これに対する最適解にいかに近付けるか割合を考察し、導き出せるかというところが、プレイヤーの上達速度およびプレイスキルの天井を変えることになります。
分かりやすく例を出します。
例えばあなたが友達と、同時期に一緒に初めたとある格闘ゲームで対戦したとします。
しかし、あなたはずっと一方的に友達に負けてしまいました。
さて、この時点であなたが友達に勝つために必要なのは、「仕様(ルール)の理解」か、「アクション要素」のどちらでしょうか。
ほとんどの場合、ここでの正解は「仕様(ルール)の理解」だと考えられます。
一方的に負けてしまったという事実から、あなたは「相手に攻撃、反撃をする機会をずっと失っていた」と考えることができます。
この理由として、「相手の攻撃の後隙」「一般的な攻撃およびコンボのパターン」への理解が足りなかったと考察できます。
少なくとも「自分が操作するキャラの攻撃パターンを増やせなかったこと」が原因であるとは考えにくいですよね。
仮に自身の攻撃パターンを増やせていたとしても、一方的に負けたという事実から、ダメージレースで最終的に負けていたのではないか、という仮定が導き出されるからです。
となれば、現時点であなたが研鑽するべきなのは「コンボ練習」ではなく「仕様の理解」となるわけです。
私が思うに「ゲームが上達したくてもできない人」というのは、そのゲームの仕様(ルール)を理解する重要度を把握できていません。
相手が同じ人間であれコンピュータであれ、勝ち負けが存在するゲームである以上、得られた結果には必ず理由があります。
上手くいかなかった理由をいつまでもアクション要素に限定していては、上達は見込めないということです。
これについては、私の他の記事でも言及しています。

アクション要素の必要量を限りなく減らす
さて、先程の項の最後でもこの理由について言及しましたが、
安定した勝率を出すためには、という話題にシフトしようと思います。
まず、ゲームにおけるアクション要素の習得レベルというのは、個人の才能に左右されると思っています。
それだけでなく、その日のコンディション、メンタルにも大きく左右されると考えます。
逆に言えば、仕様(ルール)を一定数理解し切ってしまった場合、上達においていちばん伸び代がある要素だ、とも言えます。
ここに罠が潜んでいるのですが。
ゲームの成績にムラっ気がある人はたいてい、アクション要素に大きく依存している可能性が高いと思われます。
この時、力強い味方になってくれるのが「仕様(ルール)の理解度」です。
相手の攻撃パターンや傾向、ゲームそのものの仕様をしっかりと理解することで、
仮に負けてしまっても「本当に自分のアクション要素の熟練度が足りなかったのか」を吟味することができます。
初めに「動画を参考にしない」と書いたのにも繋がってきます。
クリップや配信を観て、単にその人が下手だったのか、相手が上手かったのかを判断するのは至難の業です。
話を戻しますが、安定した勝率を出せる自分のプレイスタイルというのはその反省の繰り返しで形成されていきます。
アクション要素の熟練度が足りなかったと本当に判断できたのであれば、
そこで初めてキャラコントロール、コンボ練習、エイム練習をすれば良い、ということです。
さて、酔いも覚めてきたので、今回はこの辺りで。
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