こんにちはサトウです。
ここ1年ほど筋トレにそこそこ時間を割いていて、
最近やっと、アピールせずとも周りの人に気付いてもらえるようになりました。
筋トレって始めてから1年続く人が1%以下のようで、
確かに「よく続くね」とか「ストイックだね」とか、言われることが増えたのですが、
自分としては「筋トレをこんなに頑張っているんだ」という意識はあまり持っていません。
今回の記事では、そのあたりのメンタル管理や考え方(筋トレ問わず)について、
自分なりのアウトプットをしようと思います。
それでは、本題に入りましょう。
結果を出そうとは考えない
色々な方から話を聞くのですが、物事が続かなくなったタイミングは大抵、
思ったような結果が出なかった時、というのが多いです。
まあ確かに、設定した目標があるのにずっと到達できなかったら萎えますし、嫌になりますよね。
そこで、やっぱり自分にはできない、向いていないと諦めてしまうパターン。これ非常に多いと思います。
でも、一旦立ち止まって考えてみてください。
設定した目標が本当に自分にマッチしていたのかどうかは、達成したか否かに関係なく、ずっと分からないはずですよね。
もっとシビアに設定できたかもしれないし、どんなに頑張っても達成できなかったかもしれない。
3か月で体重を10キロ落とす!この人が出来ていたから私にもできる!と、
勝手に誰かと比較して目標を設定してしまったり、
ずぼらな私でも、など口コミを見て勝手に自分に当てはめてしまう、などなど。
達成できた、できなかった、という結果論でしか語れないようなものは、
そもそも初めから設定しなければ良いと思います。
目標を数値で示したり、明確にすることで気持ちを維持できる人も、もちろんいるでしょう。
私は正直どちらでも対応可能です。
正解かどうかはさておき、これまでの経験から何となく目標に対する工数が割り出せるからです。
とはいえ、それが難しいという人にとって「数値」はモチベーションの妨害要素であるわけです。
「なるべく楽をしたいがそれなりの結果は欲しい」という気持ちが強い我々人間は、
数値を示されると安心し、それにすがるようになります。
これだけやっていればこうなるんだ!という。
なので、それがうまく行かなかったときに「自分には無理だった、向いてないんだ」と勝手に決めつけてしまうんですね。
結果が出る方が珍しい、だからこそのんびりやるという気持ちが本当に大事だと思います。
手を抜いたって誰も見ていない
人間たるもの、コンディションはその日その日で常に変化していますよね。
今日はどう頑張ってもやりたくない!という時があるのは当然のことです。
モチベーション維持の方法は色々なところに書かれていますが、案外、現実的ではなかったりします。
だって、どう頑張ってもやりたくないわけですから。
そういう日に遭遇した時、私は「やっているフリ」をします。
自分を客観的に見て「いやこれなら出来て当然やろがい(笑)」ということを平然とやります。
やりたくない日の対処を予め決めておくと、幾分か気持ちも楽になります。
例えば、普段は10kgのダンベルを持って筋トレしているけど今日はやる気出ないし、2kgにしちゃおうかな~、といった具合です。
めっちゃ手抜きですよね。でも、筋トレ自体はやめていないわけです。
「やめない」ということが一番、本当に一番大事なんです。
これには理由があります。
一つは「辛い時でも続けられた」という自分にとって嬉しい事実がついてくるから。
もう一つは「毎日続けていることは習慣になりやすい」からです。
こんなに手抜きをして、果たして本当に「続けた」と言えるのか?というのは、
自分自身が決めることです。誰も見ていないし聞いていません。
続けるためであれば、どんな手でも使ったら良いと思います。
「初めからやる気がある」のは珍しいこと
やる気が無いなら手抜きをすれば良い、という内容を前述しましたが、
本来、やる気というのは初めからあるものではなく、やり始めてから出てくるものだ、という
考え方があります。
これは絶対にそうだとか、科学的に完全証明されたものではなく、
あくまでも一つの理論として受け止めていただきたいのですが、少なくとも体感として私はそう感じています。
「作業興奮」というキーワードがあり、参考程度にURLを貼っておきます。
手抜きのつもりがいつの間にか頑張れていた、
もしくはその日の別の時間にもう少しやろうと思えた、という経験は結構あるので、
割と信じても良いのかもしれません。
本気を出すのは完全に習慣化した後
毎朝起きたら水を飲む、とか、
毎日スクワットを50回やる、など、
その人にとって難易度が高い行動ほど、習慣になるまでには時間が掛かります。
最低でも3週間は掛かるという理論が一般的なようです。
筋トレにしてもそうですが、はじめからキツい、辛いことをしてしまうと、
習慣になるよう体が頑張って適応する期間と、
キツい、辛いことを乗り越えなければならないという期間が重なり、
結果として三日坊主になる原因を作ってしまいます。
まあ確かに思い立ったが何とやら、初めこそ頑張るぞ、やるぞという気持ちが前面に出てきてしまうのは
理解できるのですが、敢えて冷静に、自分を落ち着かせることが習慣化へのカギです。
今日はこのくらいにしておいてやるか、くらいで止めておくのがちょうど良いと思います。
それでもキツくなったら、手抜きをすれば良いんです。
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